【夏物】【人間国宝 故:中村勇二郎】特選伊勢型江戸小紋駒絽地≪御仕立て上がり・中古美品≫「小紋寄拾遺裂取紋」細緻、名匠の型の妙技珍しい夏物!身丈156 裄63.5
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期夏物◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など◆あわせる帯 夏物の袋帯、名古屋帯 など 表裏:絹100% ※衿裏:絽地 縫製:手縫い背より身丈156cm(適応身長151cm〜161cm) (4尺 1寸 2分)裄丈63.5cm (1尺 6寸 8分) 袖巾32cm (8寸 4分) 袖丈50.5cm (1尺 3寸 3分)前巾22.5cm (5寸 9分) 後巾29cm (7寸 7分)※肩すべり付き【裄丈のお直しについて】 概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ 【 仕入れ担当 渡辺より 】人間国宝【 故:中村勇二郎 】氏の伊勢型のうち、寄せのお柄を、絽に染め上げた、珍しい夏物の特選小紋のご紹介です。
袷のお品はよくお見かけいたしますが、こういった夏物は創作数が限られており希少。
お色もおさえた仕上がりで、ご年齢を問わず、流行り廃りなくお召し頂けることでしょう。
【 お色柄 】目の詰まった厚手の地風のオフホワイトの駒絽地に、狢菊や鱗、御召十、襷などの伊勢型の意匠を込めた裂取が、黒に近い濃い黒紫で表現されております。
【 商品の状態 】中古品として仕入れてまいりましたが、おおむね美品でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
*****************************************中村勇二郎(重要無形文化財保持者)について*****************************************【 生年・認定年・享年 】1902年(明治35年) 9月20日生。
1955年(昭和30年) 重要無形文化財「伊勢型紙道具彫」の保持者に認定。
1985年(昭和60年)10月20日没。
享年83歳伊勢型紙彫刻師。
手作りの彫刻刀3000本以上を用い、数多くの型紙を残した。
父の中村兼松は型紙業を営む中村家の3代目。
小学校6年頃より父の手伝いを始め、高等科卒業後、大正4年頃から他の弟子とともに父に伊勢型紙の道具彫り技術を本格的に学ぶ。
1952年に文化財保護委員会より江戸小紋伊勢型紙技術保存の指定を、1955年に他5名と共に重要無形文化財伊勢型紙技術保持者として認定。
1963年には伊勢型紙伝承者養成事業の道具彫り講師となる。
主な作品「古代菊の図」(1980年)「瑞雲祥鶴の図」「四君子の図」「壮龍の図」【 経歴 】1902年 三重県に生まれる1915年 伊勢型紙の道具彫り技術を父に師事1955年 重要無形文化財(伊勢型紙彫刻道具彫り)保持者に認定される1970年 大阪万国博「県の日」に伊勢型紙の彫刻実演を披露1972年 天皇陛下から勲五等瑞宝章を授与される1973年 高松宮殿下に彫刻実演を披露 「菊水ノ図」を献上1975年 皇太子・同妃殿下に伊勢型紙の彫刻実演を披露 皇太子殿下に「瑞雲祥鶴ノ図」を献上1976年 常陸宮殿下に「壮龍ノ図」を献上1980年 宮殿下に「四君子ノ図」を献上 第31回全国植樹祭にて天皇・皇后両陛下に伊勢型紙の彫刻実演を披露 皇陛下に「古代菊ノ図」を献上 三笠宮殿下に「双鶴ノ図」を献上1981年 秩父宮妃殿下に「鶏鳴ノ図」を献上1984年 高円宮殿下に「翔馬ノ図」を献上1985年 三笠宮殿下に「卯ノ図」を献上 83歳で永眠 *****************************************伊勢型道具彫りについて*****************************************刃自体が花・扇・菱などの形に造られた彫刻刃使用して様々な文様を彫り抜く技法。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。
この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:牧野 佑香] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
- 商品価格:98,000円
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